【プレミアリーグ】ボーンマス0-4アーセナル(日本時間9月30日/ヴァイタリティ・スタジアム)
冨安健洋は、日本時間9月28日に行われたカラバオ・カップのブレントフォード戦でセンターバックとしてフル出場し、チーム公式のマン・オブ・ザ・マッチに輝いていた。そこから中2日で迎えたボーンマスとの一戦は、ベンチからのスタートとなった。
アーセナルは序盤からリズム良く攻撃してゴールを奪い、53分までに3-0とリード。勝負はほぼ決していたなか、冨安は69分にオレクサンドル・ジンチェンコに代わって左サイドバックに入ると、ホームチームを無失点に抑えてみせた。ボール保持時は「偽SB」として内側のレーンに入り、ドリブルでの持ち運びやパスで攻撃の起点となった。
途中出場となったが、地元メディアは日本代表DFに対してどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Football.London』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。冨安に対しては、チーム3位となる「6」が与えられた。
「日本代表DFがジンチェンコのようにピッチの中央に立つのはまだ不思議な光景だが、試合を重ねるごとにうまくなっている」と寸評されており、偽SBとしての成長を評価されていた。
また『Evening Standard』や『90.min』など、他のメディアでも同じく10段階で「6」の評価が与えられた。
今節を前にした会見で、冨安はミケル・アルテタ監督に「彼は最終ラインのどこでも、どんなシステムでもプレーできる。我々には彼のような選手は(冨安以外に)いない」と万能性を絶賛されていた。
このボーンマス戦は左SBとして指揮官の期待にしっかりと応える結果となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)