【ブンデスリーガ】ボーフム1-3ボルシアMG(日本時間9月30日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
板倉滉も思わず困惑していた。1-0でチームが勝利している状況だったのにも関わらず、ボルシアMGのサポーターが緑の発煙筒をピッチに投げ込んだ。これには日本代表DFも迷惑そうに見つめ、サポーターの謎行動が理解できない様子だった。さらにこの発煙筒の影響でスタジアムでは小規模の火災が発生。消防隊が出動する事態となった。
ボルシアMGが1-0でリードして迎えた29分、アウェイチームがゴールキックを蹴ろうとしたタイミングでサポーターがピッチに発煙筒を投げ込んだ。これが仮にもホームサポーターが投げ込んでいた場合は、内容に不満があるなど、その意図が想像できるが、この場面ではアウェイサポーターが投げ込んでおり、リードをしている中での不思議な行動だった。
これには板倉滉も困惑した様子に。どんどん煙が広がっていくのを迷惑気に見つめながら、投げ込まれた発煙筒をピッチの端っこに蹴り出した。
ABEMAで解説を務めた西岡明彦氏は「2022年3月この両チームの対戦で2-0で報告されているが、実はスタンドから投げ込まれたものが副審の後頭部に当たり没収試合となっています。両クラブのサポーターの関係性がよくないのかもしれません」と、キックオフ前から異例の事態が続くこの対戦カードの因縁について視聴者に伝えた。
その後、発煙筒から火が出るまさかの展開に。スタジアムの上部が黒い煙で覆われ、消火のために消防隊が出動する事態となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)