【プレミアリーグ】ボーンマス0-4アーセナル(日本時間9月30日/ヴァイタリティ・スタジアム)
これが、PK獲得術というものなのか──。かつて、イングランドU-21代表で共闘した両者の対決は1学年上のエンケティアに分が上がった。アーセナルFWはボックス内でボーンマスDFアーロンズのPKを誘うような絶妙なタッチでファウルを獲得。倒した張本人が頭を抱えるワンプレーとなった。
1-0でアーセナルがリードして迎えた42分、ボックス内でエディ・エンケティアとマックス・アーロンズが競争となった。2021年のU-21欧州選手権など、年代別代表で常に切磋琢磨してきた2人のマッチアップは大きく注目を集めたが、勝ったのは先にA代表に招集されたエンケティアだった。
アーロンズがギリギリのところでタックルを試みたところ、それを嘲笑うかのようにボールを足から離してPKを獲得。アーロンズもPKを献上してしまったことを確信したのか、思わず頭を抱えて呆然としたいた。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「ここよく触ったよね、エンケティア。ストライカーからするとスライディングが来るのはわかっているので、わざとタッチしているんですよ。誘いに乗っちゃいました」と、アーセナルFWが誘ったプレーだと分析していた。
ボーンマスからすれば最少得点差で試合を進めたかったなかで、このPK献上は試合の勝敗を大きく分けるワンプレーとなってしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)