“誰も傷つけることのないSNS”が登場した。
「誰も傷つかない」がコンセプトのAI搭載型新SNS『Dystopia(ディストピア)』は、ChatGPTを用いたAIが文章をチェックし、不適切な言葉を別の表現に自動的に変換。リリースからわずか4日間で登録者数は5万人超え、反響を呼んでいる。
例えば「ムカつく」と投稿すると「あなたの投稿にAIの検閲が入りました」と表示されて「少し腹が立ちますね…」と変換された。他にも「やらかし」と入れると「チャンスを逃してしまったみたいですね。次回は、もっと注意深く行動しましょう」、「ハゲ」「消えろ」なども優しい言葉に変換される。
『Dystopia』をリリースした株式会社相談箱の大森翔吾代表は「『表現の規制って本当の意味で誰かを幸せにしているのかな』みたいな部分をみんなで考えるきっかけになれば」とコメントしている。
この話題に、巨額投資トラブルで活動を自粛していた過去を持つお笑いコンビ、TKOの木本武宏は「誰も傷つかないSNS。急いで全世界これに移行してほしい」と訴えかけた。
千原ジュニアは「この言葉を打ったら何に変換してくれるのか」というおもしろさでアプリを利用する人もいるだろうと推察、「芸人が変換したアプリみたいなのも出るかもね」と期待した。さらに「『嘘つき』というのを変換したら『TKO木本さんみたいです』みたいにね」と続けると、木本は「やめろ! 嘘つきの代表みたいに」と笑いを誘った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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