10月4日に発表された日本代表の最新メンバーで、大きなトピックの1つとなったのがFW南野拓実の復帰だ。
昨シーズンは所属するモナコで出番に恵まれずリーグ・アン18試合で1ゴール・4アシストに終わった南野だが、今シーズンは開幕から好調でここまでリーグ・アン6試合で3ゴール・3アシストを記録。そのパフォーマンスが評価され、昨年末のカタール・ワールドカップ以来となる代表復帰を果たした。
森保一監督は記者会見で、「新チーム（今年誕生の第二次森保ジャパン）になってからもスカウティングしていた。直近の試合（9月30日のマルセイユ戦）は欠場していたが、今シーズンは調子が良く、チームにしっかり貢献している」と南野を高く評価。さらに気になる起用法に関しては、システムごとに次のように説明した。
「4ー2ー3ー1ならトップ下がベースになる。ただ、トップ（CF）もウイングもできるし、カタール・ワールドカップでは基本は左ウイングだが内側に入り込む形でプレーしてもらった。4ー1ー4ー1（4ー3ー3）で戦う場合は、インサイドハーフを基本に考えているが、もちろんトップやウイングでも起用できる。彼の良さを活かしながら、チームの戦術に組み込んでいきたいと思っている」
今回のメンバー発表会見を生中継したABEMAのコメント欄には、「タキ復帰は熱い」、「ミナミーノまじで復活やん」、「南野入れることで競争がさらに激化して強くなる」、「南野はセカンドトップじゃないと活きないと思うけどな」などの書き込みがあり、第二次森保ジャパンで10番を背負っている堂安律が今回は選外となったため「南野が10番かな」「10番に復帰か」など背番号に関する話題も目立った。
日本代表は今回の10月シリーズで、13日にカナダ代表戦（MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023／会場：デンカビッグスワンスタジアム）、17日にチュニジア代表戦（キリンチャレンジカップ2023／会場：ノエビアスタジアム神戸）に臨む。両試合ともに観戦チケットはすでに完売（カナダ代表戦がテレビ朝日系列とABEMA、チュニジア代表戦はフジテレビ系列で生中継）と、強化試合ながら注目度の高い2連戦で、久々にサムライブルーのシャツに袖を通す南野がどんなパフォーマンスを見せるのか。要注目だ。
（ABEMA/サッカー日本代表）
