“指名NGリスト”流出、被害者の情報管理に問題はない？ジャニーズ事務所は関与否定もパックン「載っている記者を集めてもう1回やればいいのでは」

　2日に開かれたジャニーズ事務所の会見で、運営を行っていた会社が、質問で指名をしないようにする記者の「NGリスト」を作っていたとみられることわかった。ジャニーズ事務所は関与を否定し、テレビ朝日の取材に次のように回答した。

「PR会社が作成したと言われる顔写真が入った書類を、私たちは誰も見ておりません。本件について打ち合わせが行われた際、媒体リストを持ってこられて、そこにNGと書いてあったので、井ノ原が『これどういう意味ですか？絶対当てないとダメですよ』と言いました。本当に弊社は誰か特定の人を当てないで欲しい、などと言う失礼なお願いはしておりません」

　このニュースについて、4日の『ABEMA Prime』でタレントのパックンがコメント。「1社1問ルールだったために、新しい情報やその場で生まれた疑問をぶつけられず、報道が阻止されている。調査チームは報道陣が役割を果たさなかったから問題が拡大したと大事な指摘をしている中で、記者会見のスタンスには大きな疑問がある。NGリストを作ったならば、それを公開して、そこに載っている記者を集めてもう1回やればいいのではないか」と指摘。

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　テレビ朝日の平石直之アナウンサーは「被害にあった方々のセンシティブな情報を扱う会社の会見で、こうした形でリストが出てしまっては情報管理が問われる」と投げかけると、パックンは「ジャニーズ事務所側の主張だと、会見を運営した会社が勝手に作ったリストだと。被害者救済を担当する会社は全く違うので、ジャニーズ事務所側にミスはないかもしれない」との見方を示した。（ABEMA NEWS）