【UEFAヨーロッパリーグ】マルセイユ2-2ブライトン(日本時間10月5日/スタッド・ヴェロドローム)
ブライトンはクラブ史上初のイングランド国外での公式戦ゲームで、公式戦の連敗を2で止めた。
今季チーム最多の出場時間を誇る日本代表FW三笘薫は、この試合でも先発に名を連ねた。相手に2点リードを許す難しい展開となった中で、54分に反撃の狼煙をあげるパスカル・グロスの得点をアシスト。88分にジョアン・ペドロがPKを決めて2-2の同点に追いつき、ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームはアウェイで貴重な勝ち点1を獲得した。
先発フル出場を果たし、欧州大会初アシストを記録した三笘に対して、地元メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Sussex World』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。三笘にはチーム3位の「6」が与えられている。
「土曜日のアストン・ヴィラ戦では調子が上がらず、今日も前半は無名だった。しかし、この日本代表FWは後半に調子を上げ、(54分に)グロスのゴールをアシスト。素晴らしいスピードをみせ、シュートは相手GKにセーブされた。素晴らしいターンだったが、パスはアディングラのやや後方へ」と寸評されている。
寸評通り、先週末のアストン・ヴィラ戦同様に前半は苦しんだが、反撃の狼煙をあげる54分のゴールシーンでのアシストは見事だった。タリク・ランプティからのパスを受けてボックス内に進入すると、シンプルなマイナスへの折り返しを選択してチャンスをお膳立てしている。
一方で気になるのが、出ずっぱりな三笘の状況だ。週末のアストン・ヴィラ戦に続いて先発フル出場を果たしたことで、日本代表FWへの負担が大きくなっている。中2日で迎える今週末のリヴァプール戦では、どのような起用法となるのだろうか。
(ABEMA/UEFAヨーロッ