「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、元HKT48の兒玉遥がしくじり先生として登場。ネットをざわつかせた”紅白勘違い事件”を振り返った。
番組には兒玉の他にも、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣に加え、鈴木奈々、トラウデン都仁、元櫻坂46の松平璃子らが出演。
HKT48在籍中の約8年間、毎日ノートに反省を書いて自分を過剰に追い込んでいたという兒玉。他のメンバーと自分を比較して自信を失い、センターに選ばれても「自分なんかがセンターで申し訳ない」と素直に喜べない日々だったという。
当時の兒玉の夢は、「AKB48選抜総選挙」でシングル曲を歌える16位以内に入ることだった。そして2016年の総選挙では、兒玉は9位にランクイン。念願の選抜入りを果たしたものの、「思っていた景色と違う」と、この時も喜べなかったという。兒玉は当時の心境を「理想像と自分を比べてしまって、まだ足りてないと思って落ち込んだ」と語った。
そして、この年末に行われた『NHK紅白歌合戦』で、ネットをざわつかせた“紅白勘違い事件”が起きてしまう。紅白には兒玉を含め、AKBグループの中から視聴者投票で選ばれた48人が出演。「AKB48夢の紅白選抜」と題し、生放送中に上位16人を発表する企画が行われた。
16位から順に発表が始まると、総選挙で9位だった兒玉は「自分は上位に入るはず」と期待していたという。しかし、なかなか名前は呼ばれないまま、とうとう1位と2位が発表されるクライマックスへ。メンバーたちは事前に、上位に入ってると思った人はステージ中央に行くようスタッフから指示を受けており、兒玉は中央に移動した。
しかし、選抜の結果は1位が山本彩、2位は指原莉乃で、兒玉は29位だったという。衝撃の展開に、出演者らは「激痛じゃん!」「こんな面白いことない」と爆笑。兒玉は「とんだ勘違いをしてしまいました」と笑ったが、当時は「笑えたらよかったんですけど、私が号泣しちゃって」と、ショックを受けたことを明かした。
この騒動後、SNSには「兒玉遥、勘違いざまぁ!」「恥ずかしすぎだろこんなん」「何様なんだこいつ」など、心無い言葉が書き込まれた。ネットの声を真に受けてしまった兒玉はひどく傷つき、心がパンクして活動休止に。「若さもあって、心の対処が上手じゃなかったんですね。完全にパンクしてしまいました」と振り返っていた。
さらに兒玉は、ストレスで暴飲暴食に走った過去も告白。半年で20kg太ったという食生活に、スタジオからは驚きの声が…。