「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、元HKT48の兒玉遥がしくじり先生として登場。うつ状態で活動休止していた当時を振り返った。
番組には兒玉の他にも、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣に加え、鈴木奈々、トラウデン都仁、元櫻坂46の松平璃子らが出演。
アンチからのバッシングで精神的なダメージを負い、一度は活動を休止したものの、焦りからわずか2ヶ月で復帰した兒玉。その後はストレスから暴飲暴食をくり返し、半年で20kgも激太り。復帰から8ヶ月後には、精神的にも肉体的にも限界を超えてうつ状態になり、再び活動休止を発表したという。
当時、兒玉は「芸能界を完全に引退するつもりだった」といい、実家に帰ってから半年ほどはベッドで寝たきりの生活を送った。朝起きるとすぐに泣いてしまうほど心が疲れ、外出は母親と病院かスーパーに行く時のみ。兒玉は「毎日、呼吸して寝ているだけで、明日が来るのが怖かった」と、当時の壮絶な状況を語った。
療養中、母親は「どんなことが起きても、私だけは遥を守るからね。味方だよ」と背中を撫でてくれたといい、兒玉は「心配かけてしまった」と回顧。トラウデンは「素晴らしいお母さんだ」と感激していた。
家族の支えや病院に通ったことで、少しずつではあるものの「明日何しようかな」と意欲が湧いてきた兒玉。休養から半年経った頃には、自動車教習所に通い始め、運転免許証を取得したという。兒玉は「アイドルになってずっと自信がなかった私が、初めて認められた」と感じたといい、その高揚感から、総合心理カウンセラー、ヨガインストラクター、温泉ソムリエなど、数々の資格を取ったという。
そしてある日、兒玉は祖父が滞在している沖縄県・沖永良部島へ祖母と遊びに出かけたが、そこで転機が訪れる。果たして兒玉はどのように完全復活を遂げたのか?