「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、元HKT48の兒玉遥がしくじり先生として登場。活動休止中のどん底生活から救ってくれた医師の言葉を明かした。
番組には兒玉の他にも、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣に加え、鈴木奈々、トラウデン都仁、元櫻坂46の松平璃子らが出演。
20歳の時、ある騒動がきっかけでアンチからバッシングを受け、精神的なダメージから活動を休止した兒玉。当時は「早く復帰しないと」と焦ってしまい、メンタルが安定しないまま、わずか2ヶ月で復帰することに。しかし、その後はストレスで暴飲暴食に走り、約半年で20kgも激太りしてしまったという。
そして、復帰から8ヶ月後の2017年12月、兒玉は精神的にも肉体的にも限界を超え、再び芸能活動の休止を発表した。初めて病院に行ったところ、うつ状態でドクターストップがかかったのだ。当時、兒玉は「自分がうつ状態だと気づいていなかった」といい、病院に行ったことや、周りから心配されたことでようやく気づけたという。
この時、兒玉は「芸能界はもう絶対にムリ」と考え、完全に引退するつもりだったという。そして復帰のことは一切考えず、実家に帰って体調を回復させることに専念。半年ほどはベッドで寝たきりの生活で、「目を開けて呼吸しているだけだった」と苦しい日々を語った。
そんな人生のどん底にいた兒玉の心を救ったのは、医師からの言葉だった。「自分では変えられないことが3つある。1つ目はサイコロの目、2つ目は天気、3つ目は相手の心」。兒玉はそれまで「アンチにも認めてもらえるように頑張ろう」と自分を追い込んでいたが、医師の言葉を聞いた時、「他人の心は自分が頑張っても変えられないし、覗くこともできない」と気づき、気持ちが楽になったという。
「明日が来るのが怖い」と感じるほどつらい日々を送っていたが、少しずつ前向きになっていった兒玉。その後、兒玉はどのように完全復活を遂げたのか?