【プレミアリーグ】ルートンタウン0-1トッテナム(日本時間10月7日/ケニルワース・ロード)
トッテナムに所属するブラジル代表FWのリシャーリソンが、試合開始早々に二度連続で痛恨の決定機逸。ファンからは厳しい声が上がっている。
【映像】リシャーリソンが2回連続でビッグチャンスを逃す…ポステコグルー監督も激怒
左ウイングで先発したリシャーリソンはまず開始2分、右サイドのデヤン・クルセルスキのクロスにファーサイドで反応。しかし、相手のGKとDFが目線に入って焦ったか、左足を伸ばすが上手く合わせられなかった。
その約2分後には、ジェイムズ・マディソンのスルーパスから抜け出してペナルティーエリア内でワントラップから右足でシュート。だがこちらはシュートコースが甘く、相手GKトーマス・カミンスキに左足でセーブされてしまった。
このリシャーリソンのビッグチャンス連続逸には、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督も怒りをまじえた険しい表情。さらにABEMAで同試合の解説を務めた粕谷秀樹氏も、「決定機を2回連続で外してしまいましたね。こういうのを決められるようになると、もっともっと信頼されるんでしょうけどね。エバートン時代は簡単に決めてたんですけど、最近はゴール前だとバタバタするというか。どうも(トッテナムに加入した)昨シーズンあたりから感覚が狂ったままなんですよね」と状態を心配した。
さらにABEMA中継視聴者からは、コメント欄に「まじか」、「さすがに・・・」、「沼り過ぎリシャ」、「前田とれ」、「マジで前田のほうが決めそう」、「リシャ決めろ」、「今のは決めなきゃ」などの声も。ポステコグルー監督にとっては横浜F・マリノス、セルティックを率いた時代の教え子で、今夏はトッテナム移籍の噂も出ていた日本代表FWの前田大然の待望論まで飛び出した。
リシャーリソンはエバートン時代に4シーズン連続で公式戦二桁ゴール以上を挙げた実績を持っているが、トッテナム1年目の昨シーズンはまさかの3ゴールと低調で、今シーズンはここまで2ゴールを記録してもののチャンスの多さを考えれば決定力不足の印象が否めない。
前半終了間際にイヴ・ビスマが退場処分になったことを受け、リシャーリソンはハーフタイムにベンチに下げられる。1人少なくなったトッテナムは52分にCKから何とか1点を挙げて勝利を収めたが、もし敗れていればリシャーリソンはビスマと並んでさらに大きな批判に晒されていたに違いない。
はたしてリシャーリソンは、失敗を糧にエバートン時代の輝きを取り戻せるのか…。
(ABEMA /プレミアリーグ)