「何しとんねん」トッテナムMFが“明らかなシミュレーション”で退場処分!ファンから「ポステコグルーさんから説教ですね」の声
【映像】ビスマが「明らかなシミュレーション」で退場…

プレミアリーグ】ルートンタウン0-1トッテナム(日本時間10月7日/ケニルワース・ロード)

 躍動感に溢れる好パフォーマンスが、台無しになった。トッテナムに所属するマリ代表MFのイヴ・ビスマが、ルートンタウン戦で愚かなレッドカードを受けてしまったのだ。

 試合開始から中盤を走り回って攻守に顔を出していたビスマだが、38分に相手のカウンターを身体で止めようとして1枚目のイエローカード。そして、その9分後の前半アディショナルタイムには、さらなる愚行を犯す。

 得意の強度の高いプレスでボール奪取に成功し、そのまま持ち上がったまでは良かったが、相手4人に囲まれるような状態になり不利だと思ったのか、ビスマはペナルティーエリア手前で転倒する。スロー映像で見ると、足が引っかかったかのような倒れ方だったが、接触は相手の手が胸に軽く触れている程度で、明らかなシミュレーション(ファウルを受けたフリ)。近くの良い位置で見ていたレフェリーから、即座に二枚目のイエローカードとレッドカードを提示され、退場処分となった。

 ホームのルートン・サポーターが笑顔で手を振るなど大いに煽られ、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が憤慨した表情を見せる中、ガックリと肩を落としてピッチを去ったビスマ。当然ながらファンも批判的で、中継したABEMAのコメント欄には「レッドかよ」、「何しとんねん」、「あからさまやなー」、「VARあるのにダイブって…」、「審判は良い仕事をした」、「やってるわ」、「確かに何もないな」、「ひでえ」、「ルートンサポがウキウキで草」などの書き込みが寄せられた。

 後半のトッテナムは数的不利の状態でも試合を優位に進め、52分にCKからDFミッキー・ファン・デ・フェンが挙げた虎の子の1点を守り切って勝利。それでもビスマの罪が軽くなるわけではなく、SNSには「反省してほしい」、「どんなに上手くてもシミュレーションする選手は好きになれない」、「ビスマは毎試合カードもらってどうすんのよ」、「ポステコグルーさんから説教ですね」など批判的なコメントが目立った。

 実際、ビスマはイエローカードが極めて多く、今シーズンはルートン戦を含めて8節消化時点でなんとすでに6枚目。カードをもらわない試合の方が明らかに少ないのだ。データサイトの『OPTA』によれば、2020-2021シーズン以降だけで31枚ものカードを食らっており(イエローが29枚、レッドが2枚)、この数字はプレミアリーグで2番目の多さだという。ちなみに、最多はチェルシーMFのコナー・ギャラガーで32枚となっている。

 ビスマのような守備的MFは身体を張らざるをえないシーンも多く、いわゆるプロフェッショナル・ファウルであれば情状酌量の余地もあるだろう。しかし、今回のようなあざといシミュレーションは言語道断であり、チームを窮地に陥れかねない。猛省が必要だろう。

(ABEMA /プレミアリーグ)

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