【プレミアリーグ】ブライトン2-2リヴァプール(日本時間10月8日/アメックス・スタジアム)
プレミアリーグ第8節で、6位ブライトンと4位リヴァプールが2-2で引き分けた。
ともにヨーロッパリーグの試合から中2日という過密日程で迎えた一戦で、日本代表勢はブライトンの三笘薫がスタメン、リヴァプールの遠藤航がベンチスタートとなった。
試合は序盤からややリヴァプール・ペースだったが、先制したのはブライトン。20分、ビルドアップのパスをカットして抜け出したシモン・アディングラが、やや前に出ていたGKアリソンの裏を突く形でグラウンダーの見事なロングシュートを流し込んだ。
これで流れを掴んだブライトンは、29分に三笘がペナルティーエリアに侵入し、30分にカルロス・バレバが運ぶドリブルからシュート、39分にルイス・ダンクが直接FKを狙ったが加点できず。すると40分、リヴァプールが同点に追い付く。パスカットからドミニク・ソボスライ→ルイス・ディアス→ダルウィン・ヌニェスと繋ぎ、最後はモハメド・サラーが得意の左足で強烈なシュートを叩き込んだ。
さらにその直後には、ペナルティーエリア内でパスカル・グロスがソボスライを引っ張りながら倒してPKの判定。これをサラーが冷静に決めて、ビハインドだったリバプールはわずか6分間で勝ち越しに成功する。
後半開始早々、ブライトンはスルーパスで抜け出したアディングラが決定機を迎えたが相手GKアリソンのビッグセーブに防がれる。一方のリヴァプールも53分にライアン・フラーフェンベルフ、68分にルイス・ディアスがビッグチャンスを掴んだが、いずれも決めきれなかった。
69分にブライトンは、ペナルティーエリア内でボールを拾った三笘がシュートを放つもフィルジル・ファン・ダイクがブロック。ブライトン側はハンドによるPKを主張したが認められなかった。すると78分、左サイドからのFKに右足で合わせたダンクが同点弾。試合は振り出しに戻る。
これで息を吹き返したブライトンは83分、ゴール前中央でジョアン・ペドロがフリーでシュートを放つが枠外。さらに85分には、三笘が左サイドからワンタッチで抜け出して中央に切れ込む十八番のプレーを見せるが、相手にファウルで止められてフィニッシュには至らなかった。
遠藤の出番がないまま試合はこのまま2-2のドローで終了し、ブライトンとリヴァプールは勝点1ずつを積み上げた。三笘はとりわけ前半は相手の厳しいマークに苦しみ、後半はやや持ち味を出したが、決定的な働きはできなかった。
(ABEMA /プレミアリーグ)