【ブンデスリーガ】ライプツィヒ0-0ボーフム(日本時間10月7日/レッドブル・アレーナ)
ボーフムに所属する浅野拓磨の同僚DFケヴェン・シュロッターベックのプレーが話題を呼んでいる。飛びつくような形でのアクロバティックなシュートブロックでチームのピンチを救ってみせたのだ。闘志を剝き出しにした熱いプレーにサポーターからも称賛が寄せられた。
スコアレスで迎えた30分、ボーフムは自陣深くまで侵入され、いいようにボールを回されてしまう危機的状況に陥る。ここでオランダ代表FWシャビ・シモンズによって放たれたシュートに対応したのがシュロッターベックだった。一見届かないように見える距離でも諦めずに身体を投げ出して、失点の危機を防ぐ。プレー後には渾身のガッツポーズを披露して喜びを爆発させた。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「うわぁ〜すげぇ〜ブロック!しかもシュートは枠内に入ってますね」とシュロッターベックのプレーを絶賛した。
シュロッターベックは過去に東京五輪のドイツ代表にも選ばれるなど、有望株として期待されていた。しかしプレーの不安定さがなかなか改善されず、本格的なブレイクには至っていない。また弟が日本代表とも複数回対戦したドルトムント所属のドイツ代表DFニコ・シュロッターベックであり、その活躍の陰に隠れることも多かった。今季初の先発となったこの試合での好パフォーマンスをきっかけに、更なる活躍を見せていきたい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)