【プレミアリーグ】ブライトン2-2リヴァプール(日本時間10月8日/アメックス・スタジアム)
試合終了間際になっても三笘薫の快足ドリブルは衰えなかった。自陣の深い位置でソリー・マーチと連携してボール奪取に成功すると、日本代表FWはそこから一気に縦に仕掛けるドリブル。結果的には相手DFのスライディングに止められたが、40mほどの距離を単独で持ち運ぶ圧巻の個人技に、視聴者からは驚愕の声が寄せられた。
2-2で迎えた92分、リヴァプールのモハメド・サラーの仕掛けに対して、ブライトンは左ウイングの三笘薫と左SBのソリー・マーチが2人で対応。見事にボール奪取に成功すると、日本代表FWは自陣ペナルティーエリア内から一気にドリブルで前進し、10秒ほどで40m弱の距離を独走した。
最終的には、内側に入ってタッチが大きくなったところでジョー・ゴメスにタックルを食らって止められてしまったが、ABEMA視聴者からは「見ごたえ!」、「よくそこまで運んだ」「アツいなw」など、オープンな展開での激しい攻防に興奮している様子だった。
このリヴァプール戦を含めて直近公式戦4試合連続でスタメン出場の三笘は、先週末のアストンヴィラ戦から3試合連続でフル出場。ここまで公式戦通算でチームトップのプレータイムを誇るだけに、やや疲労の色も出ているが、この場面ではゴールと勝利への執着心を垣間見せた。
三笘は今週、帰国して日本代表の強化試合2連戦に臨む予定。疲労が溜まっているのは明らかだけに、怪我だけには気をつけてもらいたいところだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)