藤井猛九段VS勝又清和七段 新棋戦の予選突破へ前進するのはどっちだ!準決勝対局開始/将棋・達人戦予選
【中継】藤井九段VS勝又七段 予選決勝進出をかけた戦い(生中継中)

 将棋の立川立飛杯達人戦予選が10月10日に行われ、藤井猛九段(53)と勝又清和七段(54)が午前10時から対局を開始した。今期創設された新棋戦は、グループ予選が進行中。両者は予選決勝を掛けて激突する。1組から本戦進出を決めるのは誰か。

【中継】藤井九段VS勝又七段 予選決勝進出をかけた戦い(生中継中)

 藤井九段は1991年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:16期)、順位戦B級2組(A級:10期)。タイトルは竜王で3期、棋戦優勝は8回。振り飛車党の実力者で、オリジナル戦法の「藤井システム」はプロ・アマ問わず多くの人に影響を与えた。放送対局やイベントなどでの解説では、ユーモアに富んだトークでも人気の棋士だ。達人戦は2回戦からの出場で、近藤正和七段(52)に勝利した。

 勝又七段は、1995年4月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦はフリークラス。棋士の中でも将棋研究にいち早くコンピューターを取り入れ、序盤の研究に明るいこともでも知られている。本棋戦は1回戦から出場し小倉久史八段(55)、中村修九段(60)に勝利し準決勝に進出した。

 新棋戦・達人戦は、2023年4月1日付で満50歳以上の現役棋士に参加資格が与えられている。称号呼称者の谷川浩司十七世名人(61)、羽生善治九段(53)、佐藤康光九段(54)、森内俊之九段(53)の4人はシードとなり本戦からの出場となる。第1回の出場者は、東京から32人、関西から18人、シードを含む合計54人が出場。東京予選から2人、関西から1人、東京・関西混合予選から1人が本戦トーナメントに進出して頂点を競う。

 持ち時間は各1時間。振り駒の結果、先手は藤井九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第1回達人戦立川立飛杯 藤井九段対勝又七段/塚田九段対第一局勝者
【中継】第1回達人戦立川立飛杯 藤井九段対勝又七段/塚田九段対第一局勝者
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