【ブンデスリーガ】バイエルン3-0フライブルク(日本時間10月9日/アリアンツ・アレーナ)
ブンデスリーガの絶対王者バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWレロイ・ザネの幻のプレーが話題を呼んでいる。ボックス内で前を向くと、目にもとまらぬ速さのボールタッチで対峙するDFを抜き去り、そのままシュートを沈めてみせた。結果的にオフサイドとなってしまい、記録には残らない幻のゴールとなったが、ザネの規格外のプレーに視聴者は大盛り上がりだ。
バイエルンは2-0とリードする状況で43分を迎えた。味方のスルーパスに合わせてザネは飛び出し、ボックス内で前を向く。すかさずカバーに入ったフライブルクのドイツ人MFメルリン・ロールを素早いフェイントで突破し、そのまま鋭いシュートをゴール左隅に突き刺した。3点目が決まりスタジアムも大盛り上がりだったが、VARによるチェックの結果、スルーパスをもらったシーンがオフサイドと判定されてゴールが取り消しに。記録には残らないが、間違いなく視聴者の記憶に残る幻のゴールとなった。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「見ましたか!?どうやって止めるんですかあれ。ドリブルのテクニックももちろんなんですけど、抜いた後の次のタッチが早いですよね。1点目に繋がったドリブルもなんですけど、抜いた後、自分がすぐプレーできる位置に持っていくので相手もなかなか飛び込めないですよね 」とザネのプレーを絶賛した。
ABEMA視聴者も「チートすぎる」「差がありすぎる」「やばすぎて言葉出ん」「上手すぎてワロタ」とザネのプレーに驚愕のコメントを残した。
ザネは2020年夏にバイエルンに加入し、主力として継続的にプレーしている。その一方で調子の波の激しさが批判されることもあり、絶対的な信頼を得られてはいなかった。しかし今季はコンディションを安定させ、出場すれば常にワールドクラスのパフォーマンスを披露している。ザネの完全覚醒が、今季のバイエルンの明暗を左右するかもしれない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)