【WWE】SmackDown(10月6日・日本時間7日/セントルイス)
まさしく“巨人キラー”!身長168センチながら元WWE世界ヘビー級王者で殿堂入りも果たしたレジェンドが、持ち前のスピードと技術でパワー自慢の重量級レスラーを圧倒した。
【映像】一瞬で劣勢変えた“流れるような”飛び技&ロープワーク
大一番『FASTLANE』での6人タッグ戦を翌日に控えるなか、レイ・ミステリオは相手の1人であるボビー・ラシュリーとシングルマッチで対戦。試合が始まると、元WWE王者のラシュリーは身長191センチ、体重111キロのサイズから繰り出すパワーでミステリオを圧倒した。
しかし、これまで身長200センチ&体重200キロ超のビッグ・ショーなどを相手にしてきた百戦錬磨のミステリオは伊達ではなかった。劣勢のなか実況が「距離を置いて、空中戦などに持ち込みたいですよね」と言及した直後、ラシュリーに担ぎ上げられた体勢からするりと抜け出すと、キックで頭部を攻めてダウンを奪う。そして間髪入れずにセカンドロープから飛び技「ライオンサルト」を決めてフォール。
これは返されたものの、ラシュリーを手招きで軽く挑発して誘い出すと、巧みにロープを引き、場外へ落下させた。さらにリングに戻ろうとするラシュリーに対して、得意技の「619」の動きで素早く牽制。ラシュリーは目を見開いて驚きの表情を見せ、ミステリオが両手を上げてアピールすると場内は一連のムーブに大歓声。
ファンからも「軽やか」「はっや」「うまいなあ」「華麗ですな」などの声が次々にあがっていた。また、「元気だなミステリオ、何歳だよ」と、48歳のベテランとは思えないレジェンドの動きに驚きの反響が寄せられている。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)