久保建英の「ベストポジション」は?日本代表の森保一監督はこう考える!
【映像】森保監督が考える「久保建英のベストポジション」は?

 10月12日に日本代表の森保一監督が、翌日のカナダ代表戦に向けた前日会見で、メディアやサポーターの間でよく議論に上がる「久保建英のベストポジション」について見解を示した。

【映像】森保監督が考える「久保建英のベストポジション」は?

 昨年のカタールW杯で左ウイングを担った久保はその後、第二次森保ジャパンでトップ下、右ウイング、インサイドハーフでプレー。ただ、本人は所属するレアル・ソシエダで主に担当している右サイドにこだわりを持っており、その点について記者から質問が飛ぶと、以下のようにコメントした。

「(久保が)一番活きるポジションは、4-3-3の右ウイングかなとは思っています。ただ、我々がその形を取るとは限りませんし、チームとしては4-2-3-1を基本にしながらシステムを可変するスタイルを取っている。その中で右サイドはもちろん、トップ下でも彼の良さが出るところですし、インサイドハーフでのプレーも良さが出せると思っています」

 さらに森保監督は久保について、「彼に期待しているのは、まず第一に攻撃のところ。9月の活動でもゴールに絡んでくれました。さらにドイツ戦では攻撃はもちろん、守備にも献身的に関わってくれた。我々には全員攻撃・全員守備というコンセプトがある中で、今まで通りに守備でもハードワークしてチームと勝利に貢献して欲しいと思っています」と、攻守両面における貢献度を高く評価した。

 森保監督はこの会見中に、カナダ戦のスタメンについて「システムは4-1-4-1(4-3-3)でスタートし、相手との噛み合わせを見て柔軟に変えたい。(三笘薫がコンディション不良で招集外となった)左ウイングは中村敬斗を候補に考えています」と発言。先発出場なら久保は、右ウイングかインサイドハーフでの起用となりそうだ。

 なお、新潟のデンカビッグスワンスタジアムで開催されるカナダ代表戦は、すでにチケットが完売済み。中継はテレビ朝日系列とABEMA、キックオフ時間は19:35となっている。

(ABEMA/日本代表)

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