【WWE】RAW(10月9日・日本時間10日/オマハ)
決まった瞬間、場内からどよめきが起きた電光石火の一撃。世界最高峰のコンビネーションが成せる必殺技に相手はなす術なく、3カウントで勝負が決まった。
【映像】驚異の滞空時間&ジャンプで合体技炸裂(スローリプレイ)
週に1度行われるWWE伝統の人気番組で、前日に統一タッグ王者となったばかりのホットなコンビが華麗な合体技を披露。相対した4人全員がタッグ王者経験を持つ実力派が揃い、ファンから「めちゃいい試合」「これは良い試合や」と声が上がった好勝負を締めくくる大技に多くの反響が集まった。
10月8日(日本時間9日)の特番「FASTLANE」で、統一タッグ王座を奪取したコーディ・ローデスとジェイ・ウーソ組は、翌日に早くも防衛戦を戦った。相手はWWEで2度タッグ王者に輝いたケビン・オーエンズとサミ・ゼイン。試合はそれぞれの必殺技が随所で決まりながらも、コンビを組むパートナーがフォールをカットし、接戦模様の展開で終盤に突入した。
対戦権が計10度タッグ王者に輝いたジェイと元WWEユニバーサル王者のケビンに移行すると、混戦模様で介入に入ったサミを、ジェイと相棒のコーディがリング外に排除。王者コンビは、ケビンにダブルスーパーキックを炸裂させて動きを止め、最後はジェイがケビンを担ぎ上げ、コーディがセカンドロープ越しにケビンの首に飛びつき、合体式の「コーディカッター」を叩き込んで勝負を決めた。
解説で元WWEスーパースターのFUNAKIも「物凄い形で決まりましたね」と思わず声をあげた一撃に、ファンからも「うますぎる」「すごいジャンプ」「いい連携」「美しい」など、完成度の高さに様々な反響が寄せられた。メインイベントの最後に飛び出した大技に会場の観客は総立ちで拍手。実力派コンビの連携が光ったフィナーレに場内のボルテージは最高潮に達した。
(ABEMA/WWE『RAW』)