【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023】日本代表 ４－１ カナダ代表（日本時間10月13日／デンカビッグスワンスタジアム）
日本代表が３人でカウンター攻撃を完結させた。ハーフウェーライン手前、浅野拓磨の落としを受けた旗手怜央が前線にダイレクトで絶妙なスルーパスを供給。ボーフムFWのドリブルは止められたが、後方からサポートした南野拓実がこぼれ球を拾い、華麗なステップからフィニッシュに持ち込んだ。このプレーにはファンからも「良い崩し」と称賛の声であふれた。
日本代表が４点でリードして迎えた71分、ハーフウェーライン手前でヘディングによるポストプレーを成功させた浅野が、旗手にスルーパスを要求。これを見たセルティックMFは、ダイレクトの完璧なパスを出してカウンターのチャンスを作った。
この絶妙なスルーパスを受けた浅野のドリブルは相手DFにカットされたが、後方からサポートした南野がこぼれ球を拾う。華麗なドリブルで相手DFをかわして右足を振り抜いた。シュートは枠外でゴールこそ決まらなかったが、３人でカナダ守備陣を切り裂く強烈なカウンターだった。
この一連のプレーにはABEMA視聴者からも「良い崩しだったな」、「モナ王惜しかった」、「日本強いなー」、「浅野の動きがえぐい」、「旗手のダイレクトパス痺れたわ」と、３選手それぞれに対して多くの称賛の声が送られた。
日本代表の森保一監督は、事あるごとに「ポゼッションによるボール支配は大事だが、前にスペースがある場面では縦を速く突いていく姿勢を忘れないようにしたい」といった趣旨の発言を繰り返している。その意味でこのシーンは理想の攻撃パターンの１つであり、10月17日のチュニジア戦でも積極的に狙っていきたい形だ。
（ABEMA／MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023）
