【WWE】SMACKDOWN(10月13日・日本時間14日/タルサ)
10月7日(日本時間8日)のWWEプレミアム・ライブイベント(PLE)大会「FASTLANE」でASUKA、シャーロット・フレアーとの三つ巴戦に勝利してWWE女子王座を防衛したイヨ・スカイ(紫雷イオ)は、ユニットを組む相棒のセコンドとして登場。試合出場はなかったものの、リング外から試合に介入して勝利をアシストした。
【映像】審判に抗議して介入→攻撃を受けて悶絶するイヨ・スカイ
試合後、イヨは自身が属するユニット“ダメージCTRL”の同門ダコタ・カイとともにセリーナ・ベガを袋叩きにしていると、「FASTLANE」でイヨに3カウントを奪われたシャーロットがベガを救出。ベルトを持って退場するイヨと視殺戦を展開し、次回「SMACKDOWN」で王者イヨと元王者で“女王”の異名を誇るシャーロットのWWE女子王座戦が決定した。
また、この日は8月のPLE大会「SUMMERSLAM」以来、約2カ月ぶりにWWEユニバーサル王者のローマン・レインズが登場。レジェンドレスラーのジョン・シナを遮る形で、ソロ・シコアと特別顧問ポール・ヘイマンを引き連れてリングに上がり、シナに「どちらがGOAT(史上最高)かはっきりさせよう」と詰め寄った。
シナは「今日俺はお前に挑戦しに来たんじゃない。俺は挑戦する権利がない。でもお前の挑戦者にふさわしいやつを知っている」とLAナイトを呼び込むと、レインズとLAナイトが舌戦を展開。レインズがシコアに「あいつを始末しろ」と指令を送り、メインマッチでLAナイトとシコアの一騎打ちが決まった。
試合はシコアが持ち前のパワーを生かしたブルファイトでLAナイトを攻め込む展開に。劣勢のLAナイトはフライングクローズライン、スナップDDTで畳みかけ、串刺し式のヒザ蹴りを突き刺すと、パワースラムからエルボー・スタンプを投下。
シコアも意地のクローズラインを決めて譲らない。激しい技の応酬が続くなか、レインズが率いる軍団“ブラッドライン”のジミー・ウーソが乱入。LAナイトに襲い掛からんとするが、援護に駆け付けたシナが必殺技「AA」で一蹴。シコアの隙を突いたLAナイトが必殺技「BFT」を決めて、3カウントを奪った。勝ちどきをあげるLAナイトだったが、そこにレインズが現れて強烈なスピアーを決める。レインズは人差し指を突きたてると、王座ベルトを見せつけ、LAナイトに格の違いを見せつけた。
またレインズとブラッドレインは、WWE統一タッグ王座を防衛したジェイ・ウーソ&コーディ・ローデスにも接触し、レインズとコーディがバチバチの睨み合いを繰り広げる一幕も。「SMACKDOWN」新シリーズの開幕戦、男女ともにWWEトップの王座戦線に動きがあり、今後の展開が面白くなりそうだ。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)