【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023】日本代表 4-1 カナダ代表(10月13日/デンカビッグスワンスタジアム)
日本代表で一気に台頭中の新星・中村敬斗が、カナダ代表との一戦でクロスバーをかすめる美しい直接FKを見せた。これにはファンからも、「雰囲気あるわ、さすが中村の系譜」など賞賛の声が相次いだ。
1点リードで迎えた27分、左ウイングとして先発出場していた中村は、南野拓実からパスをもらう。トラップが大きくなってしまい一度はボールロストするが、素晴らしい粘りと切り替えの速さですぐに奪い返して南野に戻すと、相手DFデレク・コーネリアスの南野に対する深いタックルがファウルとなり、良い位置で直接FKのチャンスを得た。
この場面では中山雄太もボールに駆け寄るが、キッカーを務めたのは真っ先にFKの準備をしていた中村だ。鋭く右足を振り抜いたシュートはカナダの高い壁を超え、美しい軌道を描いたが、惜しくもクロスバーをかすめゴールには至らなかった。とはいえ、キック精度の高さを存分に示してもいた。
ABEMA視聴者からも、「おしい」、「惜しかったな〜」、「うまいやん」、「弾道いいね」、「キック上手いなやっぱり」、「落ちたな」、「外してもイケメンかよ」、「すごい縦回転」、「雰囲気あるわ、さすが中村の系譜」など賞賛の声とともに、ファミリーネームが同じでプレースキックの名手として知られた中村俊輔(元日本代表MF)を思い出す声も出た。
中村は直後の42分にゴールを決め(Aマッチ3試合連続の合計4点目)、再びポテンシャルの高さを見せつけた。ただし、56分に相手DFに左足を強く踏み付けられ、ピッチを去るアクシデントに見舞われた。残念な結末となってしまったが、まずは怪我の早期回復を祈りたい。
(ABEMA/MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023)