大人でさえも書き順さえわからないこともしばしばある難しい漢字。今回ご紹介する「ビャン」という音の漢字は、まさにその典型ともいうべき字だ。
「誰かの言葉を手本に字の練習をしている」という“美文字”系SNSユーザーの「書きちらし」さんが投稿したこの動画(@kakichirashi)は、なんと57画もあるという、複雑すぎる見た目の「ビャン」と漢字を、実際に書く様子を収めたもの。もともと中国の西安料理の1つある『ビャンビャン麺』の名を表記するときぐらいしか使うことがないというこの漢字、画数からもわかるように、その見た目はなんともボリューミー。ちなみにこの難しすぎる漢字が使われている『ビャンビャン麺』は、日本で言う「素麺」や「うどん」といった麺の種類を指す言葉で、実際には『ビャンビャン麺』を使った様々なメニューが存在しているのだとか。
何度見てもその一部分さえ覚えられなさそうなこの漢字が話題となり動画を紹介した投稿の表示数は780万件を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「この字、初めて見ました!」「書き順を動画で撮ってくれてると 複雑な漢字もユニットの集合体てのがよく分かりますね。それにしてもすげーなw 字キレイ」「カタカナで書きてぇな」「もう芸術の領域」「月が追加された時点でお前もかよって思っちゃった」「びゃんびゃん麺のための漢字しては豪華すぎる どんな麺料理なんだろう」といった様々な反響が寄せられている。