「婚活アイドル」ってなんだ? “恋愛禁止”のイメージをぶち破る「異色の活動」に密着
婚活アイドルきっしー ブロマイド販売やライブの様子
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 人生の大きな分岐点、結婚。マッチングアプリの普及など婚活の在り方も多様化するなか、ある“変わった婚活”をする人物が話題を集めている。

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 「後ろめたさのある婚活をオープンなものにしたい」。結婚を目標に掲げる“婚活アイドル”として活動するきっしー。普段はデザイン会社に勤務するかたわら、兵庫県尼崎市のご当地アイドルとしてイベントに出演したり、商店街にある古本屋の1日店長としてファンと交流している。

 アイドルといえば「恋愛禁止」のイメージがあるなか、恋愛どころか結婚を目指すという異色のアイドル。始めたきっかけは自身が陥った婚活疲れだった。

「一番は(人を)好きになりにくいところ。お見合いやマッチングアプリをしたが、お金と時間を使っても疲れるだけになってしまった。多くが婚活を人に話さずにやっていて、しんどくなっている気がした。『婚活しています』と発信することで、周りに言っても大丈夫な空気を作れたり、聞く側も言う側もやりやすくなるのではないかと思った」

 自分に合った婚活の形。そして婚活をもっとオープンにしたい。2019年に婚活アイドルとしてデビューし、これまで精力的に活動してきた。お店を訪れる人たちの“会いに来る理由”も様々で、婚活をオープンにした彼女を応援する人もいるそうだ。

「婚活アイドル」ってなんだ? “恋愛禁止”のイメージをぶち破る「異色の活動」に密着
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「可能性を求めて来られている方もいると思うし、婚活仲間みたいな感じで自分の婚活について話される方や純粋にアイドルとして応援してくれる方もいます」

 きっしーは、アイドルとしての自分と素の自分どちらを好きになってほしいのだろうか。

「(仕事をしているときより)アイドルの方が素に近い。『もしも(私と)付き合ったら』という時をイメージして頂きやすいようにしている」

 活動を始めて4年。自身の中でのゴールは今も昔も変わらないと話すきっしー。婚活に悩む人たちの背中を押すきっかけになれたらと述べた。

「結婚したら卒業します。既存のサービスを利用して辛い人がいたらアイドルになってくださいとは言わないけれど、自分に合った方法を見つけるきっかけになればなと思う」

(『ABEMAヒルズ』より)

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