農業の作業時間を大幅に短縮する技術が開発されている。
 
【映像】農作業を救う、かわいいアイガモ型ロボット
 
 ロボットメーカーのテムザックが、高齢化による耕作放棄地に悩む宮崎県延岡市と協力してアイガモの姿をした農作業ロボットの実証実験を実施した。
 
 田植えの前に稲の種から苗を育てる田んぼの「苗代」を作らず、直接ドローンで水田に種もみを撒き、遠隔操作によって水田の状態を管理。雑草除去には「雷鳥1号」をアイガモの代わりに投入した。
 
 今回投入予定だった稲刈りロボ「雷鳥2号」の完成が間に合わず、人力で刈り取りをおこなったが、これまで529時間かかっていた農作業の時間がわずか29時間で完了。従来の5パーセントになったという。
 
 これにタレントのゆきぽよは「農作業ロボット、これメチャクチャよくないですか? 逆に今までなかったんだって思っちゃうぐらい。おじいちゃんおばあちゃんが助かりそうなロボット」と絶賛した。
 
 千原ジュニアは「例えばトラクターとかも、あれその辺走っている高級車より全然高いからね」と発言して、ゆきぽよを驚かせた。
 
 千原は続けて「だからこれは助かる。確かにこっち(農業)にこういうロボットというの(発想)が向いていなかったからね。やっぱりこういうことで非常に助かる方がおられるのではないか」と、農作業ロボットの実用化に期待を寄せた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)