年間600杯のラーメンを食べ歩くラーメンライターの井手隊長が、「40年間取材NGだったラーメン店」を初めて紹介した。
【映像】40年取材NG、激レアラーメンをすする動画
その正体は「東京築地 やよい麺」。1982年創業の知る人ぞ知る街中華の老舗で、昨年40年の歴史に幕を閉じ閉店。しかし、常連客だった二代目・山本高志さんが受け継ぎ復活。井手隊長の紹介ということで、今回初めて取材の許可が下りた。
名物の「やよい麺」(1000円)の特徴は、220gとたっぷりの極太麺の上に、野沢菜漬けと豚肉の特製辛味噌炒めがドーンとのっている。
絶品ラーメンは、長野出身の先代が修行中にまかないで食べた青菜の辛味噌炒めをヒントに開発したもの。これが創業以来、不動の人気メニュー。
「『タチバナ製麺所』っていう上野の製麺所の麺なんですけど、この麺のモチモチと野沢菜のシャキシャキ、これで食わせるわけですよ。野沢菜の漬物感の酸味というんでしょうか、それがスープに伝わってきて。あと豚の旨味ですね、厚みを出していくという感じでしょうかね、うますぎる。ベースはあっさりしたスープなんだけど、この漬物を食っているとだんだん味が深まっていくという、どう見てもここでしか食べられない。またこれが絶妙なバランス」(井手隊長)
その一方で、新たに開発された水曜日限定のオリジナルメニュー「やよいあいがけカレー」(1100円)も人気だという。
二代目・山本さんのオリジナルで、じっくり炒めた玉ねぎとラーメンの鶏ガラスープを合わせたカレーに「やよい麺」の具材(炒めた野沢菜漬けと豚肉)がどっさり。
「最高!よくカレーに(野沢菜を)合わせたな、これ。見た目、昭和っぽいカレーじゃないですか。結構スパイシーです。『1+1=2』じゃないんだということを、この一杯で教えてくれますね。5はありますね!」(井手隊長)
千原ジュニアは「近々、私カメラ持って行かせていただきます。大将、お願いいたします!」と、自身もこの店を訪れてみたい意向を示した。さらに続けて「野沢菜のラーメンは食べたことない。ものすごい量が多いと思ったら、全然そんなことない。ちょうどいい」と、井手隊長が紹介した「東京築地 やよい麺」に対し興味津々の様子だった。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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