【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ2－1ブライトン（日本時間10月21日／エティハド・スタジアム）
イングリッシュ・プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティvsブライトンがエティハド・スタジアムで行われ、ブライトンが1－2で敗戦した。三笘薫はフル出場してゴールに絡む活躍を見せたが、王者を相手に一矢報いることはできなかった。
序盤から試合を支配したのは昨季3冠を達成した王者マンチェスター・シティだった。6分、左サイドのベルギー代表ドクが、ボックス内で緩急自在のドリブルからクロスを上げると、アルゼンチン代表アルバレスがきっちりとフィニッシュを決めて、シティが幸先良く先制に成功した。
さらに19分"怪物"が目覚めた。ここまで8試合で8得点を挙げて得点ランキングでトップに立っていたハーランドだが、直近のリーグ戦2試合はゴールなしとおとなしかったが、この日はワンチャンスで決め切った。
右サイドでボールを奪ってすぐさまボールを受け取ったハーランドは、中央へ切り込みながらボックスの外で左足を一閃。GKにファーを意識させながらのニアへの強烈なミドルを突き刺し、シティが2点をリードした。
その後もシティがペースをにぎりながら、ブライトンは決定的なチャンスがないまま試合を折り返した。
後半、ブライトンは後手に回る展開が続いたが、69分に三笘がGKと1対1の決定的なシーンを迎える。これは決められなかったものの、直後のCKからヘッドでサイドネットを揺らすなどゴールの"ニオイ"を漂わせた。
すると72分、三笘がボックス左角で世界屈指の右サイドバック、カイル・ウォーカーを抜き去って中央へクロス。これが相手に弾かれたものの拾ったスペイン代表アンス・ファティが決め切って1点を返すことに成功した。
ブライトンは終盤、一気に盛り返す展開に持ち込んだが、最後まで追いつくことはできずタイムアップ。三笘もフル出場で何度もチャンスに絡んだものの、王者相手に勝利をもぎ取ることはできなかった。
（ABEMA／プレミアリーグ）GettyImages
