【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ2-1ブライトン(日本時間10月21日/エティハド・スタジアム)
【映像】ファーとみせかけてニアへ、威力あり過ぎの弾丸ミドルシュート
この男、怪物であり、規格外である。プレミアリーグ王者、マンチェスター・シティにおいても別格の存在感を放つのが、ノルウェー代表アーリン・ハーランドだ。三笘薫が所属するブライトンを相手に決めた一撃のあまりの威力には、ファンも「この力がレベチ」「質が違うんよやっぱ」「同じ人間とは思えない」と戦々恐々だった。
シティが1-0とリードして迎えた19分だった。シティから見て右サイド、ブライトンのスローインの流れから即座にボールを奪取すると、右サイドのやや内側で拾ったハーランドが一気に中央へと切り込んでいった。
自身の前方にはブライトンのセンターバックがいたものの、そんなことはもはやおかまいなし。ボックスに侵入するより少し早く、外の位置で相手が寄せてくる前に左足を一閃。ニアへ撃ち抜かれた強烈なシュートは、一瞬のうちにネットを揺らす。GKが横っ飛びで反応したのは、ボールがすでにGKを通過した後のことだった。
右から中へ切り込み、ファーへのシュートを意識させた上でのニアへの弾丸ミドル。完璧なフィニッシュワークには、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏も「いやぁ、すげぇ!」と驚きを隠さず、「ちょっと規格外ですよ、今のゴールは」と、興奮冷めやらないままハーランドの追加点に言及した。
このプレーにはファンも「意味わからん」「エグすぎ」「これが怪物か」「なんや今のゴールは…」「これは理不尽」「個の力がレベチ」「質が違うんよやっぱ」「同じ人ではない」などと興奮しきりだった。
ハーランドは昨季、ブンデスリーガのドルトムントからシティに加入し、プレミアリーグにデビューすると、すぐさまゴールを量産。終わってみれば35試合で36ゴールを挙げ堂々の得点王に輝き、プレミアリーグのMVPに選ばれた。圧倒的なそのプレーから"怪物"とも呼ばれるが、まさに怪物だ。荒々しさと、猛進する勢い、そして精密なフィニッシュ技術。ゴールセレブレーションの吠え姿を含め、まさに"怪物"そのものだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)