【ブンデスリーガ】フライブルク2-1ボーフム(日本時間10月21日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律の守備意識の高さが見られた場面だった。相手CBからの縦パスがボランチに入ったタイミングで、日本代表MFは素早く身体を寄せてボール奪取。ノーファウルでボールを奪い切ったかと思われたが、主審は笛を吹いてファウルの判定に。これには堂安本人も予想外だったのか、頭を抱えていた。
フライブルクが2-1でリードして迎えた29分、ボーフムのCBケベン・シュロッターベックがMFケヴィン・シュテーガーに楔のパスを送った。攻撃の起点ともなり得るこのパスに対して、右サイドで先発出場していたフライブルクMF堂安律は中央に絞ってシュテーガーにタックル。ボール奪取に成功した。
しかし、主審はファウルの判定に。予想外だったのか、堂安も思わず頭を抱えた。足がボールに入ったようにも見えたが、ボーフムにフリーキックが与えられている。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「いい守備だと思いましたけどね。ボールに行っているような見え方です」とコメント。堂安の守備に対して、肯定的な意見を述べていた。
今季の堂安はなかなか調子が上がらず、チームも8位と例年との比較ではスロースタートとなっている。そんな状況で行われた今節に日本代表MFは待望の初ゴールを決めるなど、攻守に躍動した。この活躍をターニングポイントに、ゴールとアシストを量産して欲しいところだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)