【プレミアリーグ】リヴァプール 2-0 エヴァートン(日本時間10月21日/アンフィールド)
遠藤航のライバルでもあるハーヴィー・エリオットが、プレミアリーグ9節のマージーサイド・ダービーで強烈な無回転ミドルシュートを放った。後半途中にピッチへと途中された20歳の逸材は、バイタルエリアで左足を一閃して無回転の弾道シュート。この強烈な一撃には視聴者も大興奮の様子だった。
リヴァプールが1点リードして迎えた90分、62分から出場していたエリオットが魅せた。左SBジョー・ゴメスが放ったミドルシュートのこぼれ球を拾うと、ドリブルで目の前の相手選手をかわして左足を一閃。ボールの芯で捉えた強烈な無回転ミドルシュートが枠内へと飛んでいった。
これをエヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードが、左手で弾いてなんとか阻止。ボールはクロスバーに当たった。シュートの弾道はかなりブレており、イングランド代表守護神の実力を見せつけるファインセーブだった。ABEMA解説を務めた林陵平氏も、「よく弾きましたね」と唸ったほどだ。
この場面をみたABEMA視聴者からは「入ったかとおもたー」、「エリオット良いシュート持ってるなー」、「爆裂シュート」、「これ無回転か?エグいな」、「綺麗に落ちたなー」などと興奮した様子が伝わるコメントが多く寄せられた。
前節は先発予想だった遠藤航に代わってスタメンに抜擢されたエリオットは、この試合でもゴールが欲しい状況だった関係もあり、日本代表MFよりも優先的に起用され、持ち前のテクニックを武器に攻撃を活性化した。
エリオットは攻撃的、遠藤は守備的とタイプは異なるが、2人は出場機会を争うライバルだ。リヴァプールは現在、不動の存在であるアレクシス・マクアリスターとドミニク・ソボスライと組む“中盤の3人目”が定まっていない。そんな中でキラリと光るプレーを見せたエリオットは、ユルゲン・クロップ監督へのアピールに成功したはずだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)