【ブンデスリーガ】フライブルク2-1ボーフム(日本時間10月21日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
ブンデスリーガで2023年のプスカシュ賞候補にノミネートされてもおかしくないスーパーゴールが決まった。今夏ボーフムに加入したばかりのゴンサロ・パシエンシアは、右斜め後ろからの浅野拓磨のフィードを左足ダイレクトで一振り。シュートは逆サイドのネットに突き刺さる絶妙なコースに突き刺さった。
スコアレスで迎えた15分、ボーフムはGKからカウンターをスタート。FW浅野拓磨を狙ったGKマヌエル・リーマンのパントキックは相手にカットされる。しかし、処理をやや誤ったのかボールは日本代表FWの前にこぼれ、浅野は逆サイドに走り出していたパシエンシアへ浮いたロブパスを供給した。
これを今夏に加入したポルトガル代表FWは、利き足ではない左足をダイレクトで一閃。インサイドで蹴られたシュートはGKが触れない絶妙なコースに飛び、サイドネットを揺らす鮮やかな先制ゴールが決まった。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「合わせるのもすごい難しかったと思いますけど、週間ベストゴールに選ばれてもいいくらいの難易度の高いボレーシュートですね」とパシエンシアの衝撃的な一撃を賞賛。続けて「浅野は走ったときのステップが細かくて、速いので、(フライブルクの)エッゲシュタインがボールのコントロールに焦っちゃいました」と、日本代表FWの献身性を褒めることも忘れなかった。
この衝撃的な一撃を目撃したABEMA視聴者からも「なんやこのシュート」「ここで打つ選択肢あるんだw」「ちょまて鳥肌立ったわ」「そこから決める?」「うますぎて痺れたわ」など、大興奮の様子が伝わるコメントが寄せられた。
かつてフランクフルトでプレーしていたパシエンシアは、長谷部誠のフィードから鎌田大地が落し、ゴールからおよそ30mほどの距離からミドルシュートを叩き込んだことがあった。彼がゴラッソを決めるときは、日本人選手が絡むことが多いようだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)