【プレミアリーグ】チェルシー 2-2 アーセナル(日本時間10月22日/スタンフォード・ブリッジ)
チェルシーとアーセナルによるビッグロンドン・ダービーの流れを代えた2人の“ゲームチェンジャー”が脚光を浴びている。途中出場のレアンドロ・トロサールが試合終了間際に貴重な同点ゴールを叩き込むと、同じく途中出場の冨安健洋がすぐに近くへ寄って抱擁。敗戦濃厚だった試合で追いつく劇的な展開にファンも歓喜している。
アーセナルが1-2で追いかける展開で迎えた84分、右ウイングのブカヨ・サカが上げたインスイングのクロスに対して、逆サイドのトロサールがファーサイドで詰めて貴重な同点ゴールを決めた。
ゴールが決まると、投入からわずか6分間で大仕事をしたベルギー代表FWを、後半頭からピッチに送り出された冨安が熱く抱擁。ベンチから試合の流れを変えた2人がゲームの主役となった瞬間だった。
この場面を目撃したアーセナル・ファンは、SNS上に「冨安、トロサールは仕事人」、「素晴らしかった」、「トロサールは点決めるし冨安のカバーもちゃんとしてくれるし、冨安はポジショニング良すぎてマジで潤滑油だった」、「冨安はマジでMOMでもいいぐらい」、「途中出場から流れを変えたな」などと歓喜のコメントを投稿していた。
敵地で先に2失点したアーセナルだが、77分に決まったデクラン・ライスのゴールを皮切りに敗戦濃厚だった試合を振り出しに戻して見せた。その立役者となったのが冨安やトロサールら途中出場の選手たちの活躍であり、いわばチーム力で勝点1を獲得したゲームとなった。
(ABEMA/プレミアリーグ)