アニメ「ゴブリンスレイヤーII」第3話が、10月20日より順次放送中。主人公のゴブリンスレイヤー(CV:梅原裕一郎)が過去に勇者を志していたことが明らかになり、「ゴブスレの人間らしさが見えた回」「ゴブスレさんの夢純粋だなあ」と反響を集めている。
【動画】第3話、ゴブリンスレイヤーが語った子供の頃の夢(14分5秒ごろ〜)
アニメ「ゴブリンスレイヤーII」は、GA文庫(SBクリエイティブ)で刊行されている蝸牛くも氏の同名小説が原作。2018年にアニメ第1期が放送された。ゴブリンの討伐だけで銀等級(序列三位)に上り詰めたゴブリンスレイヤーと駆け出しの女神官(CV:小倉唯)の活躍を描くダークファンタジーだ。
前回放送の第2話では、少年魔術師(CV:伊瀬茉莉也)が、アニメ第1期でゴブリンスレイヤーが救えなかった女性魔術師の弟であることが判明した。するとゴブリンスレイヤーは一人で路地裏に向かい、トレードマークの兜を脱ぎ捨てた。そして、「何か一つでもやれたと、成し遂げられたとでも思っていたのか……バカめ」と過去を悔やんだ。
視聴者からは「ゴブスレさんも未だ過去に苛まれてるんだな」「やりきれないよね」「ゴブリンスレイヤーの姿が悲しい……」と反響が続出。いつも冷静沈着なゴブリンスレイヤーが感情を吐露する姿に「ゴブスレさんが過去のできごとで感情的になっているのは新鮮」と驚く人もいた。
最新話となる第3話「町外れの訓練場」では、ゴブリンスレイヤーが、同じ冒険者の槍使い(CV:松岡禎丞)と重戦士(CV:濱野大輝)と一緒に飲み会をした。普段はゴブリン討伐に全力を注いでいるゴブリンスレイヤーだが、昔の夢について聞かれると、「勇者になりたかった」「姫を助け、竜と戦い、世界を救いたかった」と本音を語り始めた。
ゴブリンスレイヤーは、幼い頃にゴブリンに家族を殺されたことをきっかけに今の道へと進んだ。かつての夢が明かされ、視聴者から「ゴブリンスレイヤーさんにも夢があったんだな」「夢を振り返る男たちの哀愁が沁みます」「飲み会切なくてよかった……」「ゴブスレの人間らしさが見えた回」「ゴブスレさんの夢純粋だなあ」といった声が相次いだ。
第3話「町外れの訓練場」
<あらすじ>
訓練場で新人の指導にあたるゴブリンスレイヤーと槍使い、重戦士は、男三人だけで酒を飲み交わす。指導を手伝う女神官は、昇級審査のため臨時で一党を組んでくれる冒険者を探す。赤毛の少年魔術師をはじめとした新人は指導を受け、徐々に成長していく。そんな平穏だった辺境の街にゆっくりと魔の手が忍び寄っていた…。
(C)蝸牛くも・SB クリエイティブ/ゴブリンスレイヤー2 製作委員会