【プレミアリーグ】チェルシー 2-2 アーセナル(日本時間10月22日/スタンフォード・ブリッジ)
アーセナルのデクラン・ライスのロングシュートが話題になっている。プレミアリーグ9節のビッグロンドン・ダービーで相手GKのパスミスを逃さなかったイングランド代表MFは、ダイレクトで右足を一閃。強烈なカーブ回転がかかったシュートが無人のゴールに吸い込まれた。この“曲がりすぎているシュート”にアーセナル・ファンは大興奮の様子だ。
アーセナルが0-2で追いかける展開で迎えた77分、チェルシーDFのレヴィ・コルウィルからのバックパスを受けたGKロベルト・サンチェスが左足でダイレクトパス。しかし、このパスがズレた隙を見逃さなかったライスが、ダイレクトで右足を一閃する。GKから離れていく強烈なカーブシュートは無人だったゴールのサイドネットに突き刺さり、反撃の狼煙を上げる一撃となった。
このゴールに対してSNS上では、「ライスのゴールシーン一生見てられる」、「軌道も美しいし凄すぎる」、「横からだと見にくいけどキーパー側からのリプレイを見たら訳分からんカーブ描いてゴールに吸い込まれてて、は?って声出た 単純にシュート性能が高いのよ」、「ライスはマジで別格だわ」、「ライスのゴールえぐ。サンチェスのミスもあるけど、あの位置から決めるの凄いな」などと大盛り上がり。今夏にアーセナル史上最高額の1億ポンド(約182億円)で加入したMFの実力が証明された。
このゴールシーンでサンチェスに対してプレスをかけてミスを誘ったエディ・エンケティアと、ゴールを決めたライスはともにチェルシー・アカデミー出身の選手だ。同じ1999年生まれの彼らは奇しくも同日にチェルシー・アカデミーをクビになった過去があり、自身が成長した姿をかつて古巣に見せつける形となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)