【ブンデスリーガ】ウニオン・ベルリン0-3シュトゥットガルト(日本時間10月21日/アン・デア・アルテン・フェルステライ)
ストライカー・伊藤洋輝が爆誕した瞬間だった。日本代表不動の左サイドバックとして活躍している伊藤が、この日はストライカーのような動きで攻撃を牽引。絶妙なポストプレーで味方のシュートをお膳立てするシーンに思わず解説も「面白いポジション」と唸った。
怪我の影響で10月シリーズを戦った日本代表から離脱を余儀なくされた伊藤。状態が心配されたなかで迎えたウニオン・ベルリン戦ではベンチスタートとなった。すると1点リードで迎えた69分に左ウイングのヒューリッヒとの交代でピッチに登場した。
5バックの左ストッパーとしてプレーしていた伊藤だが、オフェンス時には持ち場を離れて積極的に前線へと顔を出すようになる。これでシュトゥットガルトの攻撃が活性化されていくと、76分には最前線まで攻め上がって相手のボックス内でプレー。右サイドからのクロスに対してポストプレーでボールを落としてミッテルシュテットのシュートをお膳立てした。
この流れるような攻撃について解説の柱谷幸一氏は「伊藤が面白いポジションを取ってますね。最初はボランチのような位置でプレーして、また前に行ってトップ下のようにプレーしていますね」とコメント。ユーティリティな伊藤の活躍ぶりに賛辞を送った。
(ABEMA/ブンデスリーガ)