最近では実に様々なハイテク技術が世に現れているが、今回ご紹介するのは、“まるで小さな水槽の中に男性が暮らしているように見える”不思議な展示物だ。
【映像】小さなガラスケースで寝転がる男性、実際は？視点をもとに作り上げる衝撃映像
遠巻きに見ると、一見水槽のようなガラスケースの前にキーボードが置かれているように見えるこの展示物（@portalgraph）、近づいてみると、なんとそのガラスの中には、寝転ぶ男性の姿が。しかもこの光景、現実には“ありえないもの”でありながらも、どの角度からガラスの中を覗いて見ても、男性がそこにいるようにしか見えないという摩訶不思議さ。実はこの展示物、見る人の視点をもとに、映像を作り上げる『ポータルグラフ』という最新技術を用いたものであるそうで、水槽のガラス面に見える部分はディスプレイ。見る人の視点をシステムで検出し、それを元に歪んだ映像をそれぞれのディスプレイ部分に投影することで、あたかもそこに存在するかのように、立体的に見える仕掛けとなっているのだという。
絶滅の危機に瀕している希少動物や、既に見ることができなくなっている古代の珍しい動植物などの展示など、工夫次第では、近い将来様々な展示にも用途が広がりそうなこのユニークな最新技術に、ネット上の人々からは「これすっごい…四面のモニター？に同時に映像出力だけど、発想、技術共に職人ですね。。」「配信ができる専用スタジオがあったらおもしろそう。」「多種多様な使い道がありそうですよね」「なんかシーマンみがある AI使って会話機能つけたら流行るかも？」「リアルシムズできそうｗ」「おもろいw」「育成した勇者パーティが 自動的に戦闘する様子とかを眺めるゲームとかありそう」「この箱庭感めちゃくちゃ好き」といった様々な声が寄せられている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』）
