新世代ガールズグループ「NEON-X(ネオンクロス)」の候補生たちに、ボーカルレッスンの講師が熱血指導を展開。レッスン会場には怒号が響き、緊張感に包まれた。
オーディションドキュメンタリー番組『GIRLS HERO』#1が、10月25日(水)夜10時よりABEMAにて放送された。
『GIRLS HERO』とは
『GIRLS HERO』は、今年12月に幕張メッセで初開催される、新時代クロスカルチャー音楽フェス「X-CON(エックスコン)」でのデビューライブを目指す「NEON-X」候補生たちによる、オーディションドキュメンタリー番組。音楽、国境、ジャンル、次元のクロスオーバーを打ち出す“ハイパーガチャポップ”とガールズヒーローをコンセプトとした「NEON-X」の正式メンバーの座をかけて、8人の少女たちが熾烈な試練に挑む。
参加者は、明永幸和、井下珠里、櫛谷野々花、筒井結愛、平井桃伽、廣田あいか、宮下瑚彩、森湖己波。この8人の中から最終的に5人が選ばれ、「NEON-X」のメンバーとしてデビューを果たす。
厳しい指導に涙する候補生、講師は「何かを感じる」と期待
「やる気あるのかないのかどっちだ!」。ボイストレーナー・菅井秀憲から叱咤され、表情をこわばらせる候補生たち。呆然と立ちすくむ彼女たちに、菅井は「いつまでボーッとしてるの?」と厳しい言葉を重ねた。候補生8人の中で、ひときわ菅井から愛のムチを受けていたのが、14歳の井下珠里だ。番組冒頭のインタビュー映像でも「歌はめっちゃヤバいです」と苦手意識を明かしていた井下。菅井が1人ずつ候補生を指導する場面でも、井下は何度もやり直しを命じられ、「口を開けてください!」と怒鳴られていた。
その後も井下にとって、試練の時間が続いた。本プロジェクトのシグナルソングを、1人ずつ前に出て歌うレッスンで、井下は歌詞を間違えてしまった。菅井は歌うのをやめるよう指示し、「歌詞をわかっていない、どう歌っていいかわからない」と注意。その後、菅井は「人よりどれだけ形としてできるかってことじゃないの。人よりどれだけ、素質があるよねって思われるかどうかなの」と候補生全員に向けて熱く語りかけ、そのうえで「うまいところ見せようとばかりしちゃうと、井下みたいに萎縮して、できなくなっちゃうの。井下、正直言うと、この中で一番できてないよ」と名指しで井下にダメ出し。「自分の伸び代を作って欲しい」と意識の改善を求めた。
レッスン後、井下は1人で階段に座り込み、「ヤバいです」と苦笑い。我慢していた涙があふれそうになり、顔を両手で覆った。危機感をあらわにする井下だが、菅井がここまで彼女を厳しく指導するのには理由が。菅井は「緊張しているのかなと思うんですけど、直立不動な感じなんですよね。なかなか自分から積極的に出てこられない」と井下の印象を語りつつ、「歌わせて声を聞いたときに、深いところに何かを感じるんです。これはもう僕の動物的本能なんですけど。彼女に何か感じるところがあるので、注目していたいなと思います」と本音を明かしていた。ボイストレーナーも歌声に期待を寄せる、まさに原石の井下。ここからどう化けるのか、成長が楽しみだ。
『GIRLS HERO』はABEMAにて独占配信中。
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