2年に一度開催されていた“車の祭典”「東京モーターショー」。新型コロナの影響で4年ぶりとなった今年からは自動車以外の業種も参加する「ジャパンモビリティショー」として生まれ変わった。
【映像】まるでSF? “ロボットモード”にトランスフォーム(コックピットも)
「東京モータショー」から名称変更した「ジャパンモビリティショー」が一般公開に先立って報道公開された。最先端のモビリティ技術を披露している。
大手自動車メーカーがしのぎを削るのはEV(=電気自動車)。中国EV大手の「BYD」が初出展するなど、加熱するEV市場に向けて各社がアピールしている。
自動車メーカーだけではなく、異業種やスタートアップも加わって参加企業は過去最多に。前回の192社から2倍以上となる475社にのぼる。車にとどまらない“未来を感じさせる乗り物”が大集結した。スタートアップ企業がモビリティ分野で事業構想を競うコンテストを開催し、協業や新規ビジネスの活性化につなげるなど、新しい形を目指している。
世界初の4人乗り4足歩行ロボットを開発したのは、遊園地の絶叫マシンなどの製造を手掛ける「三精テクノロジーズ」。一方、プロペラがたくさん付いている大きなドローンのような乗り物は、乗っているだけで目的地まで運んでくれるという“未来の空飛ぶタクシー”のような乗り物だという。さらに…。
「緑のランプがついて、いま大きく『走行モード』から『ロボットモード』に変形しました!」
都内のベンチャー企業「ツバメインダストリ」が開発した搭乗型ロボット「ARCHAX(アーカックス)」。中央の黄色い部分がコックピットで、そこに乗り込んで操縦するという。SF映画に出てくる巨大ロボットが活躍する世界を実現したくて開発されたそうで、なんと値段は4億円。法人向け販売をする予定もあるとのことで、いずれアミューズメントパークなどで操縦できるようになるかもしれない。
さまざまな業種の最新技術が集い、未来の乗り物を体験できる「ジャパンモビリティショー」。一般公開は10月28日から11月5日までで、100万人以上の来場を目指している。(『ABEMAヒルズ』より)
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