【WWE】RAW(10月23日・日本時間24日/ダラス)
試合の勝敗が決した直後に第三者がリングに侵入。敗者に容赦ない仕打ちを加えたことを受け「これはいけません」「何をするんだお前は!」など放送席から怒りの声が。場内には大ブーイングが鳴り響いた。
ジェイ・ウーソとジャッジメント・デーの用心棒であるダミアン・プリーストのメインイベント後に事件は起きた。試合はジェイが優勢で終盤を迎えたが、突如、ジャッジメント・デーのフィン・ベイラーが乱入。ロープ越しにベイラーのリングへの侵入を阻止するレフェリーの背後からジェイが駆け寄ると強烈な右のパンチ。リング下に吹っ飛んだベイラーに向かって、ジェイは華麗なトペを見舞った。
しかし、一連の展開の中で体力回復に成功したダミアンがジェイに襲い掛かると、形勢は逆転。さらに起き上がったベイラーの横やりも相まって、ペースはジャッジメント・デーに。ダミアンのサウスオブヘブンが炸裂すると、わずか数分の間に流れを持っていかれたジェイがリング中央でカウント3を奪われた。
勝負を決するゴングが鳴り響く中、ベイラーがリングに再乱入。ジェイに馬乗りになってパンチの連打を浴びせると、トップロープへ。その様子に放送席からは「これはいけません」「フィン・ベイラー、何をするんだお前は!」と怒りの声が飛んだ。
そんな声もどこ吹く風。ベイラーはトップロープから宙を舞うと、ジェイ目掛けて強烈なフットスタンプ。ダミアンと肩を組んだベイラーは、大の字になったジェイをこれ見よがしに見下ろしてみせると、場内は大ブーイングに包まれた。
さらにベイラーの暴挙は止まらず、リング下からイスを持ってリングへ。しかし、ジェイが最大のピンチを迎えると、オープニングの場外乱闘でイス攻撃によって足を攻撃されたコーディが左足に包帯を巻いて魂の乱入。ランウェイでベイラーを蹴散らすと、リング上のダミアンもイスで殴打。きっちりと仕返しをしたうえで、ジェイを救ってみせた。(ABEMA/WWE『RAW』)