地下アイドルのライブやイベント会場で行われる「チェキ会」。その一部が過激化しているという。
 
【映像】地下アイドルと大接近のチェキ会
 
 『チェキ』とは撮ったその場で写真が出てくるインスタントカメラ。地下アイドル業界ではこのチェキを使った「チェキ会」サービスがグッズ販売の主力になっている。
 
 「チェキ会」は、ライブ後にチェキ券を購入するとアイドルとツーショットでチェキが撮れ、メッセージを書いているあいだ、もしくは決められた時間で会話ができるという仕組みだ。
 
 現役グラビアアイドルで地下アイドル事務所の社長も兼務するツジ・ルイス氏は「地下アイドルって、出演料というものがない。出演料なしでチェキの売り上げが売り上げ(のすべて)になってしまう。とにかく売るのに必死という状態にはなる」と過激化する背景を説明した。
 
 「人目があるところでも『チェキが売れればいいや』っていう気持ちで、お客さんの腕に胸を押し付ける子もいるし、ほっぺにチューというのもいる」と、なかには過激な方法でチェキ券を販売するアイドルもいることを明かした。
 
 また「いま、“お姫様だっこ“は線引きになっている。お姫様だっこできるからという理由で、サインなんかよりもその接触具合で来るお客さんもいる」と実情を語った。
 
 自身もチェキの販売経験があるタレントのでか美ちゃんは、「ツジさんが言っていたようなパターンのアイドルは数少ないとは思う」とした上で「出演料をもらっているアイドルもいるとして「チェキバックみたいなのをよく聞く。基本給のようなものプラスチェキバックや、チェキの1000円の半分はアイドルに入りますとかはよく聞くパターンかなって気はする」と補足した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)