【プレミアリーグ】チェルシー 0-2 ブレントフォード(日本時間10月28日/スタンフォード・ブリッジ)
プレミアリーグの試合中に珍事が起こった。ウォーミングアップしている選手に対して、主審は迷うことなくイエローカードを提示。中継映像は“ある愚行”をしっかりと捉えていたのだ。
問題のシーンはスコアレスで迎えた56分だ。チェルシーはマルク・ククレジャがブライアン・エンベウモにかかとを踏まれてファウルを獲得。中継映像ではそのリプレイが流れたあと、主審がピッチサイドでウォーミングアップをしていたブレントフォードのFWニール・モペイにイエローカードを出すシーンが流された。
ABEMAのコメント欄でも「なんでイエロー?」と状況が把握できないなか、実況の野村明弘氏は「相手選手がいたからということで、(ピッチの)中に入ってしまったのですかね」と、FKを蹴ろうとしていたコール・パーマーの邪魔をしていた可能性を指摘した。
すると約1分後、問題シーンがリプレイで流れる。ボールをセットしたパーマーが助走に入った次の瞬間、画面の右からスキップするモペイが登場。ピッチ内に入り込んで、さらにはセットされたボールに足先で触れていたのだ。明らかな妨害行為である。
この愚行には解説の林陵平氏も「必要ないプレーですね。でも、モペイを知っている人ならモペイらしい(と思うはず)」とコメント。さらにコメント欄では、「アップ中にイエローってw」「入りやがったw」、「モペイさんww」、「人が増えてたぞw」、「触りたかったんだな」、「無駄すぎて草」などモペイの行動に笑いが止まらなかったようだ。
ちなみにモペイは、76分から途中出場。96分には超ロングカウンターからダメ押し弾のアシストをするなど、ブレントフォードのチェルシー撃破に貢献している。
(ABEMA/プレミアリーグ)