【ブンデスリーガ】バイエルン8-0ダルムシュタット(日本時間10月28日/アリアンツ・アレーナ)
バイエルンはブンデスリーガ第9節で"大荒れ"なゲームを演じた。前半で退場者3人、大量8得点&クリーンシート…とてつもないゲームで、とてつもない活躍を見せたのがハリー・ケインだ。今季、早くも二度目のハットトリックを達成し、地元ファンも「バイエルンの王だ!」「信じられない!」と驚きと喜びを口にし、大きな盛り上がりを見せている。
荒れ模様の試合とは一転、スコアが動かないまま迎えた51分、ケインがマズラウィからのクロスにボックス内中央でヘディングから先制弾をマークした。このゴールを皮切りに、チームは56分、60分、64分と立て続けにゴールを挙げてリードを奪う。
そして69分、ケインはハーフライン手前からゴールへと突き刺す圧巻の超ロングシュートを決めて、度肝を抜く。チームはその後、71分、76分にも追加点を挙げて7-0とゴールラッシュを繰り広げると、試合を締めくくったのもケインだった。
88分、ザネのお膳立てから、ボックス中央でケインが前に倒れながらもきっちりと決め切ってこの試合3点目をマーク。7-0で勝利した第5節のボーフム戦に続き、移籍後、早くも2度目となるハットトリックを達成した(なお、ボーフム戦は3得点・2アシスト)。
この大活躍には、地元のファンも大喜び。バイエルンの公式X(旧Twitter)のゴール投稿には多くのコメントが届き、「ハットトリックヒーロー、ハリー・ケイン!!!」「偉大な選手だ!」「信じられない!」「バイエルンの王のようだ」「私の偉大なストライカー!」「なんてパフォーマンスだ」と、大勝の立役者を褒め称えた。
ケインはリーグ戦9試合で12得点・5アシストを挙げ、チームの34得点の半数を生み出している。プレミアリーグに君臨したストライカーは、ドイツでもその力を見せつけている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)