【プレミアリーグ】ブライトン1-1フラム(日本時間10月29日/アメックス・スタジアム)
三笘薫は、絶対に敵に回したくないようだ。ボックス内、アウトタッチでボールをコントロールすると、ノーモーションで味方にパスを通してチャンスを演出した。これには元日本代表DF坪井慶介も「いい選手ですけど、嫌なやつ」と、最大限の褒め言葉を与えた。
ブライトンが1-0でリードして迎えた60分、三笘薫はアウトタッチでボールを持ちながらボックス内に侵入した。そこから日本代表FWはノーモーションでマフムド・ダフードにパスを通して、最終的にはカルロス・バレバが左足を振り抜いて、追加点を狙った。
ゴールこそ決まらなかったが、三笘のアウトタッチから生まれたチャンスメイクにABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「クロスも上げられますからね」とコメント。プレーに選択肢を持たせられるボールの持ち方だと解説した。
もう1人のABEMA解説である坪井慶介氏は「あの細かいタッチがね。すごくいい選手ですけど、嫌なやつです」と、センターバック目線で三笘が“嫌な選手”だとコメントした。
元日本代表DFの言葉を裏返せば、三笘は味方選手からすればこれ以上ないほど頼もしい存在だ。デ・ゼルビ監督も全権の信頼を置く日本代表FWは、この試合も何度もいい仕掛けからチャンスを作っており、アンストッパブルな存在であることを証明し続けている。
(ABEMA/プレミアリーグ)