【WWE】SMACKDOWN（10月27日・日本時間28日／ミルウォーキー）
ともに世界屈指の“ハイフライヤー”レスラー対決でトップロープから飛び、驚きの高さから相手の腹部目掛けて両足着地する“ただならぬダブル・フットスタンプ”に、ファンが大興奮する一幕があった。
圧巻のシーンは、元IWGPジュニア王者のドラゴン・リーとセドリック・アレクサンダーが対決した試合で起こった。ドラゴン・リーが放った“宙吊り式ダイビング・フット・スタンプ”が異常に高い打点から、見ているだけでも痛そうな踏みつけに相手は大悶絶。その後の流れを大きく変えた。
売出し中のドラゴン・リーに挑み、アピールしたいセドリックは序盤から次々と大技を連発。ハイアングルからの「みちのくドライバー」など落とし系の技も激しく試合を有利に進める。しかし、コーナーポストの攻防で攻守逆転。両者がトップロープに登ると、ドラゴン・リーがセドリックを宙吊りにしてトップロープからフットスタンプを敢行。空中で両足を落とされたセドリックは腹を抑えて悶絶した。
これはドラゴン・リーの得意技「パタラス・エネル・ペチョ」。しかもトップロープから飛んだ打点も異常に高く、単なるフットスタンプではない破壊力。これにファンも「素晴らしい」「エグいやつだ」「脇腹をこする拷問技」と次々と反応。
スペイン語の「パタラス・エネル・ペチョ」を直訳すると「胸へのキック」とあっさりしたものだが、そんな言葉とは裏腹に空中でダブル・フットスタンプで踏みつける、見た目と効果はド派手な一撃だった。
セドリックの激闘ぶりが目立った試合も「パタラス・エネル・ペチョ」を皮切りに、ドラゴン・リーが大技を連発。最後は首を決めながら一回転で落とし、カウント3でフォール勝ちを収めた。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
