【WWE】RAW（10月30日・日本時間31日／グリーンビル）
屈強なレスラーが次々とトップロープから降ってきて積み重なる「レッスル・ツムツム」。はたまた「人間パンケーキタワー」状態か…。衝撃のクライマックスは、3人のレスラーの上に、4人目のレスラーがトップロープから危険すぎるムーンサルト。思わず我が目を疑う衝撃の光景に実況はただただ困惑しきりだった。
10月30日（日本時間31日）に行われたWWE『RAW』で、"アルファアカデミー"チャド・ゲーブル、オーティス組とクリード・ブラザーズ（ジュリアス＆ブルータス・クリード）が対戦。カウントを狙う場面で、トップロープから一人、二人と飛んできた結果、4人のレスラーが次々と積み重なる衝撃の珍場面が生まれた。
オリンピアンのチャドと、NCAAで実績のあるクリード兄弟と3人のスープレックス合戦など技量を競うなか、その秩序をぶっ壊したのがレスリングエリートの中でもパワー系全振りのオーティスだ。
クリード兄弟を二人まとめてクローズドラインで吹き飛ばすと、"アルファアカデミー"のピンクのTシャツを破って、いつもの地を這うフィニッシュマニューバ「キャタピラー」を披露。その後もジュリアスとのぶつかり稽古に加え、トップロープからのボディアタックをキャッチするなど力の差を見せつけたが、ここでハプニングが発生。
キャッチしたまま体を浴びせカウントを狙うオーディスの上に、ブルータスがトップロープから450スプラッシュで体を浴びせ３段重ねに。さらにそこに、チャドがトップロープから舞い上がってムーンサルトで４段重ねに…。
危険極まりないWWEスーパースターの４段ミルフィーユ状態にファンも「無茶苦茶してるw」「四人重ねになるんかーいw」「鏡餅みたいだ」と大興奮。実況解説のフナキは「パンケーキ状態ですね…」と斜め上のコメント。
リング下で試合を見守っていた"アルファアカデミー"の女子マネージャーのマキシン・デュプリとクリード・ブラザーズのメンバーで元総合格闘家・アイビー・ナイル、犬猿の仲の二人も「なんてこと！」と全く同じリアクションでびっくり顔を見せた。
試合は、ジュリアスがオーティスの巨漢を肩車で担いで、トップロープからブルータス合体ワザ「ブルータス・ボール」を叩き込みクリード・ブラザーズが勝利。NXT発のスーパースターがRAW初戦で格上に大金星で幸先良いスタートを切った。（ABEMA／WWE『RAW』）
