【プレミアリーグ】アーセナル 5-0 シェフィールド・ユナイテッド(日本時間10月29日/エミレーツ・スタジアム)
燻り続けたストライカーが最高の働きをみせた。アーセナルのFWエディー・エンケティアがシェフィールド・U戦で58分、ボックス手前でターンから右足を振り抜き、強烈なミドルを突き刺した。この一撃でプレミアリーグ初のハットトリックを達成し、ファンも「覚醒してる」と大興奮だ。
アーセナルが2点リードで迎えた58分、エミール・スミス=ロウからパスを受けたエンケティアは、振り向きざまに右足を一閃。強烈なミドルシュートは加速しながら唸りをあげ、ゴール右上隅に突き刺さった。
28分と50分にもゴールを奪っていたエンケティアは、これでハットトリックを記録。プレミアリーグでは自身初の快挙達成となった。現地実況も「全くもって見事」と唸るほどだった。
これにはファンも、「覚醒してんじゃねぇか」、「そんな100点満点のミドルでハット決められるんか」、「鳥肌たった」とエンケティアを祝福する多くのコメントを寄せた。
現在24歳のエンケティアはイングランドU-21代表で最多得点記録を保持するなど、ユース年代から高い決定力で知られていた。一方で、トップチームではなかなか結果を残せずにいたが、本来レギュラー格のガブリエウ・ジェズスの怪我もある今シーズンはプレミアリーグ10試合ですでにキャリアハイに並ぶ5ゴールを記録している。
G・ジェズスが少なくとも12月まで戦線離脱すると言われる中、エンケティアはアーセナル前線のキーマンの1人になりそうだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)