【WWE】RAW(10月30日・日本時間31日/グリーンビル)
落とした自分も大きくバウンドするトップロープからの安全性皆無の雪崩式バックドロップ。その衝撃的な高さ、場内に響いた乾いた落下音に「リングが壊れる」「背中大丈夫なのか…」など悲鳴のような声が並んだ。
10月30日(日本時間31日)に行われたWWE『RAW』で、WWE世界王者セス・ロリンズとJDマクダナが対戦。11月4日(日本時間5日)の『CROWN JEWEL』でドリュー・マッキンタイアと防衛戦を行う現王者が前哨戦でも磐石の戦いを見せたが、ハイライトはロリンズがトップロープ最上段から放った「やたら高すぎる」雪崩式のバックドロップだった。
所属ユニット"ジャッジメント・デイ"での鞄持ちのポジションも危うくなってきたマクダナだが、この日はカウンターで鮮やかなスパニッシュ・フライを決めるなど、王者相手に大健闘。しかし、たった1発の技で奈落の底に落とされることとなる。
試合中盤スタミナも切れはじめコーナーポストで動きが止まったマクダナの背後に、ノータッチでひょいとトップロープに飛び乗ったロリンズは、そのまま雪崩式のバックドロップでハイアングルから落下。しかも滞空時間が長く、高さもある危険すぎる一撃だ。
これには解説のフナキも「スーパーバックドロップですね」と舌を巻き、ファンも落ちた時の衝突音の大きさに「危ねえな」「自分も痛いだろ」「体張ってるな」「リングが壊れちゃう!」といった驚きの声を上げた。
「見てください、この高さ!」と実況が強調するのも無理はない。落としたロリンズもあまりもの威力で巨体が大きくバウンドし、悶絶する程の衝撃だった。バックドロップで真っ逆さまに落とされ動きが鈍ったマクダナは、最後はロリンズのペディグリーからストンプとまとめられ、スリーカウントで力尽きた。(ABEMA/WWE『RAW』)