【WWE】RAW(10月30日・日本時間31日/グリーンビル)
レフェリーの目を嘲笑うチートな3カウント。しかし、よもやの結末に納得のいかない敗者がブチギレ! 3カウントをかっさらった勝者を大の字でマットに沈める衝撃展開に発展すると「レフェリー見てたやろw」「レフェリーぐるやろ」「レフェリー見えてなかった」などファンからさまざまな声が上がる一幕があった。
10月30日(日本時間31日)に行われたWWE『RAW』で、ドミニク・ミステリオとリコシェが対戦。相手の華麗な技をいちいち汚い手口で封じる"ダーティードム"の真骨頂のような試合が波紋を呼んだ。
先週の「RAW」では登録者数2360万人の炎上系Youtuberローガン・ポールと合体。WWE随一の「ブーイングを受ける男」としても好調なドミニクだが、そのせこい戦い方がいよいよ老獪さを増してきた。
そんな様子を象徴するシーンが発生。リコシェがコーナーポストでフロントキックを放つと、その足を引っ張り硬いロープに急所を打ちつける巧みなロープワークで相手は悶絶。ここで一気にブーイングが巻き起こる。
一方、やり返したいリコシェは蹴りから宙返り、さらに延髄斬り、連続スープレックスなどでドミニクを攻め立てるが、ジャッジメントデイの挑発に気を取られる間にドミニクから背後を襲われ丸め込まれてカウント3。しかもロープに片足をかけて全体重を乗せてのフォールと、レフェリーの目を盗んでのチートな勝利に納得のいかないリコシェはブチギレ。ゴング後にドミニクに襲い掛かった。
悪の軍団"ジャッジメントデイ"での仕事ぶりも板についてきたドミニクだが、このシングル戦でも小狡く勝利。ファンからも「おーい」「足かかってんぞ」「チートだろ」「レフェリー見ろよ」と怒りの声が聞こえたが、同時に「ズルして頂き!」「ドミニクお見事」「良い勝ち方」など応援する声も少なくなかった。
この場面に実況は「レフェリーが見えていなかった…」「レフェリーが見えていないところでアレですからね。どうしようもできない」と歯切れの悪いコメント。勝利を盗まれたリコシェは怒りが収まらず、試合後ドミニクにコードブレイカーを放つなど鬱憤を晴らしていた。(ABEMA/WWE『RAW』)