【WWE】SMACKDOWN(11月3日・日本時間4日/ミルウォーキー)
明日11月4日(日本時間5日)の大一番『CROWN JEWEL』でイヨ・スカイ(紫雷イオ)のWWE女子王座に挑戦するビアンカ・ブレアーが、イヨの盟友ベイリーと対戦した。
【映像】女子レスラー集団襲撃も! WWE「スマックダウン」生配信中
前回『SMACKDOWN』にて、イヨとのタイトルマッチを発表し、長期欠場の原因となる怪我を負わされたダメージCTRLへの復讐を誓ったブレア―。タイトルマッチを翌日に控え、イヨの所属ユニット“ダメージCTRL”のリーダー、ベイリーとの一戦が組まれた。
『FASTLANE』でのトリプルスレットマッチ、前々回『SMACKDOWN』でのシャーロット・フレアー戦など、ユニット総出でイヨの王座防衛をアシストしてきた“ダメージCTRL”。この日も試合前にインタビューを受けるブレアーを襲撃し、ブレアーとイヨが乱闘を起こす。
業を煮やしたニック・アルディスGMは、イヨとダコタ・カイがベイリーのセコンドにつくことを禁止。試合になるとリングサイドにイヨとダコタの姿はなく、文字通り、ブレアーとベイリーの一騎打ちでゴングが鳴らされた。
試合はベイリーがTシャツでブレアーの顔を覆った状態でのパンチ連打で幕を開けるが、ブレアーがロコモーション式ブレーンバスターやボディスラム3連発でベイリーを攻め込む。ベイリーも、エプロンでコーナーポスト目掛けてのニーアタックを決めて応戦。ブレアーのスパインバスターや雪崩式スープレックスで追い込まれるも、スプリングボードからのムーンサルトプレスをかわし、ブレアーの髪の毛を持って場外へ。そのまま髪の毛を引っ張ってブレア―の顔面をコーナーポストに顔面を叩きつけて悶絶させた。
強烈な一撃で動きが止まるブレアーだったが、エプロンでの攻防でベイリーのタックルをコーナーポストに誤爆させると、プランチャを発射。ベイリーをリング戻すと、髪の毛攻撃をボディに叩き込み、必殺の『キス・オブ・デス』でベイリーから勝利を収めた。
明日の王座戦へ向けて弾みをつけたブレアーだが、ベイリーへの報復はこれで終わらない。試合後にベイリーを『キス・オブ・デス』でアナウンステーブルに叩きつけ、明日のデモンストレーションだと言わんばかりに完全KOした。
ダメージCTRL壊滅を宣言し、その手始めにベイリーを沈めたブレア―。イヨは復讐に燃えるブレアーからベルトを死守することはできるか?
殿堂入りレスラーがプロボクサーYouTuberの挑発に一撃
また、同じくPLE(プレミアム・ライブ・イベント)大会『CROWN JEWEL』でWWE・USヘビー級王座をかけて対戦する王者レイ・ミステリオと挑戦者ローガン・ポールの公開計量が行われた。ポールが213ポンド(96.6kg)、ミステリオが175ポンド(79.4kg)で計量をクリアすると、両者がフェイスオフで向かい合う。
ここでポールがミステリオの頭をポンポンと叩き「やっぱりお前は小さいな」と挑発。ミステリオもマイクを要求して「一つだけ言わせてくれ」と切り出すと、張り手の奇襲攻撃。思わぬ一撃を喰らったポールが反撃しようとすると、今度はマイクで殴りつけてバックステージへと戻った。“WWEホール・オブ・フェーム”(殿堂入り)として役者の違いを見せつけたミステリオ。明日の王座戦も同じ結果に終わるのか? それともポールが雪辱を果たすか?
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)